ノーベルガイドとは

snapshot3-1CT撮影データとシュミレーションソフトウェアを組み合わせて、治療計画をサポートするコンセプトです。手術の前に骨の形態や質、神経の位置等を把握し、安全・安心な治療をサポートします。

また計画どおりにインプラントを埋め込むために、患者様ごとにサージカル・テンプレート (手術用補助器具)を作製して使用する場合もあります。

患者様にとっての利点

負担の軽減
外科治療は、侵襲(しんしゅう)性の極力低い方法に基づいて手術が行われます。症例によっては、従来の治療方法と比べて痛みや腫れが軽減され、通院回数が減少し、診察時間も短縮されます。そのため、日常生活への影響が少なくて済みます。
費用と時間の節約
即時負荷のコンセプトが適用可能な場合には、治療後すぐに仕事や普段の生活に戻ることができます。そのため、多くの患者様にとって、費用と時間の大幅な節約になります。
迅速な治療
手術後に補綴物(ほてつぶつ)を用意できる即時負荷のコンセプトが適用可能な場合には、治療プロセスが短縮されます。

ノーベルガイドを利用した治療の流れ

  1. CT撮影
    CTとはX線を利用して体内の断面図を撮影する技術で、立体的に神経、血管、骨などの様子を把握することができます。

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  2. コンピューター上で治療を計画
    CT撮影データから得られた情報をもとに、神経や太い血管を避けながらインプラントの埋め込み位置を計画します。

    コンピューター上で治療を計画
  3. 治療方法・費用のご説明
    画像を見ながら治療の計画内容や費用の詳しい説明をします。
  4. インプラント手術
    治療計画に基づいてインプラントを埋め込むために、サージカル・テンプレートをお口に取り付けます。
    そして、インプラントを埋め込みます。

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  5. 最終的な歯の取り付け
    インプラントと骨が結合している良好な状態を確認した後、最終的な歯を取り付けます。